2010年03月01日~03月06日 米雇用統計で下降トレンド反転?-FX為替:2010取引009
・2010年03月01日~03月06日 米雇用統計で下降トレンド反転?
2010年 03月01日
チリ中部で2月27日未明(日本時間同日午後)に発生した、
マグニチュード8.8の大地震の影響で、銅価格が高騰。
夕方になり、クロス円はやや上昇気味な展開ですが、
ポンドはジリ下げ後に急落、132.0の安値をマークです。
22:30 米1月個人所得 予想前月比+0.4%→+0.1%↓
米1月PCEコアデフレーター 予想前月比±0.0%→±0.0%
米1月PCEデフレーター 予想前年比+2.2%→+2.1%↓
米1月個人支出 予想前月比+0.4%→+0.5%↑
2010年 03月 02日
0:00 米1月建設支出 予想前月比-0.6%→-0.6%
米2月ISM支払価格 予想68.0→67.0↓
米2月ISM製造業景況指数 予想57.9→56.5↓
9:30 豪州1月住宅建設許可件数 予想前月比+1.0%→-7.0%↓
豪州1月小売売上高 予想前月比+0.5%→+1.2%↑
小売売り上げ高の好結果からやや上昇。
12:30 豪州中銀は、政策金利を0.25%引き上げ4.00%にする事を決定した。
注目の豪州金利発表は利上げでした。
結果を見てAUD/円を1ロット買い保持するも、その後下落。
ユーロ&ポンドの引っ張りが強く、引きづられている?
その後AUD/円を1ロット買い保持後夜に評価益になったので、
トレール注文へ変更後、約定。小利益です。
夜遅くなってくると、ユーロを筆頭に反発上昇。
保持してるAUD/円2ロットが評価益になったので、
トレールへ変更後、約定。中利益です。
その後下落したので再びAUD/円1ロットを買い保持です。
ホーニグ・米カンザスシティ総裁は、
「低金利政策を暫くの間継続すると、市場に保証すべきではない」
「すぐに利上げが出来るかといえば、難しい」
「ゼロ金利は持続不可能である」
「今年の資産売却は困難」
「市場は政策金利引き上げへの準備が必要」
と述べた。
コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁は、
「小規模な銀行が次の危機招く可能性」
「今後二年間の経済成長率は3%の見通し」
「今年の失業率は9%以上にとどまるだろう」と述べた。
パパンドレウ・ギリシャ首相は、
「最悪を免れるために、必要な決定は全て行なう」
「新しい鉱山などの発見に力を注ぐ」
「EUサポートが必要である」
「ギリシャの借金は3,000億ユーロに到達し、GDPを大幅に上回っている」
など述べている。
2010年 03月 03日
9:30 豪州10-12月期GDP 予想前期比+0.9%→+0.9%
上値は重く依然として停滞。
夕方になってAUD/円が下落気味だったので、
1ロット買い保持です。
22:15 米2月ADP雇用統計 予想-2万人→-2万人
ギリシャ内閣は、
48億ユーロ(64億9000万ドル)の追加の財政緊縮措置を決定した。
米ダラス連銀のフィッシャー総裁は、
「米国経済は力強くない」
「雇用拡大は企業の景況感次第」
「低金利は当分続くと予想」
「米金融当局はより正常な政策運営に戻る」
「景気回復は緩やか、景気の二番底は予想していない」
「大手金融機関の解体で合意を呼びかける」
「FRBの監督権制限は賢明ではない」などと語った。
ユーログループのユンケル議長(ルクセンブルク首相)は、
「ギリシャの追加財政措置を歓迎する」
「ユーロ圏は断固たる協調行動を講じる用意」などと発言した。
ロシア中銀のウリュカエフ副総裁は、
「金保有高の引き上げを目指す方針」と発言した。
欧州連合(EU)欧州委員会のバローゾ委員長は、
「ギリシャの追加財政措置を歓迎する」
「ギリシャの計画はユーロ圏の安定にとって重要」などと発言した。
ダラス連銀総裁は、
「過去10年ではあまりに低い金利を、あまりに長く維持し過ぎた」
「FRBは過去の失敗を繰り返してはならない」
「失業率は再び10%を上回る水準に上昇する可能性もある」
などと発言した。
ギリシャのパパコンスタンティヌ財務相は、
「このような金利で借り入れは継続できない」
「IMFの選択肢を排除できない」などと発言した。
ドイツのメルケル首相は、
「ギリシャの行動はユーロの信任を高めるシグナル」などと発言した。
IMFは、
「ギリシャの思いきった財政政策を歓迎」
「ギリシャの提案は非常に力強いプログラム」
「計画実行の準備は整っている」など、声明を発表した。
ECBは、
「ギリシャの赤字削減策を歓迎」
「措置が迅速に実行されると期待」など、声明を発表した。
2010年 03月 04日
0:00 米2月ISM非製造業総合指数 予想51.0→53.0↑
格付大手ムーディーズは、
ギリシャの格付けを維持するが、
緊縮財政措置の実行次第では変更もあり得ると発表した。
格付け会社フィッチ・レーティングスのシニアアナリスト、
クリス・プライス氏はロイターに対し
「ギリシャは財政赤字削減に向けてより断固たる措置を
取ろうとしているようだ。
(緊縮財政措置は)プラスになる。
恐らく市場は貸し出しに一段と積極的になるだろう」
と述べた。
格付けについては、
「直ちに変更するとは考えなかったが、
(新たな措置は)明らかに良い一歩だ」と話した。
オバマ政権がまとめたボルカールール法制化素案内容が明らかとなった。
-銀行の自己勘定取引の禁止
-他の大手金融機関の自己勘定取引の制限
-銀行による、ヘッジファンド、
プライベート・イクイティ・ファンドに投資及び出資を禁止
-金融機関同士の統合する際、
負債総額が金融システムの10%を越える場合には、認可しない
22:30 米10-12月期単位労働コスト(改定値)予想前期比-5.9%→-4.5%↑
米10-12月期非農業部門労働生産性(改定値)
予想前期比+6.3%→+6.9%↑
米新規失業保険申請件数 予想47万件→46万9000件↑
ECB(欧州中銀)トリシェ総裁は、
「ECBの金利は適正水準」
「インフレは引き続き抑制されている」
「回復は順調であり、ユーロ圏経済は今年、緩やかなペースで成長へ」
「低インフレは購買能力を押し上げへ」
「固定金利での1カ月物資金供給、必要な限り継続」
「3カ月物供給は従来方式に回帰へ」
「3カ月物資金供給は今年4月から変更」
「ユーロシステムは今後も銀行の流動性供給へ」
「異例の措置を徐々に解除していく」
「供給した流動性は必要な時期に吸収へ」
「中期的なインフレ圧力は低い」
「ECBは徐々にタイムリーに流動性供給解除している」
「この日の決定は金利に関するシグナルではない」
「各国政府は赤字削減へ断固とした行動を」
「すべての政府が安定協定に基づく基準を満たす必要」
「ギリシャは財政目標達成への強い決意を見せた」
「ギリシャがユーロ脱落との考えは非現実的」
「IMFのテクニカルな支援は非常に重要」
「IMFを支援の提供役とするのは適切ではない」
「市場はECBが常に物価安定を維持すると認識している」
「この日の金利決定は全会一致」
「刺激策の解除については圧倒的な意見の一致」
「インフレに関するIMFの勧告は全く外れている」
「IMFのインフレ勧告は学術的研究を無視している」
「IMFのインフレ勧告は危険極まる」
「ユーロ圏はユーロについての発言統一を」
「強いドルは米国の利益にかなう」
「ECBは次期副総裁にコンスタンシオ氏を歓迎」などと述べた。
トリシェ総裁の声明により、今まで塞がれていた上蓋が開放。
相場が少し前の水準まで回復しました。
昨日保持したAUD/円1ロットが評価益になったので、
トレール注文へ変更後、約定。中利益です。
2010年 03月 05日~06日
0:00 米1月中古住宅販売成約指数 予想前月比+1.0%→-7.6%↓
米1月製造業受注指数 予想前月比+1.8%→+1.7%↓
反発しかけていた相場が米指標の悪化から反転へ。
米雇用統計待ちな展開です。
22:30 米2月製造業雇用者変化 予想-1万5000人→+1000人↑
米2月平均時給 予想前月比+0.2%→+0.1%↓
米2月失業率 予想9.8%→9.7%↑
米2月非農業部門雇用者変化 -6万8000→-3万6000人↑
米雇用統計が悪いだろうと言われていた予想を裏切りサプライズ!
しかし、上値に天井があるかのように拮抗です。
評価益になっていたAUD/円の2ロットを、
トレール注文へ変更後、約定。大利益です。
2月頭の損切り額を取り戻し、総評価額が300万円を突破。
日付が変わる頃にはAUD/円が82円を突破、ジリ上げ継続ですが、
それから様子を見た後、評価益になったAUD/円1ロットに
トレールをセット後、約定。中利益です。
会計 2010年
03月01日資産 40万 1,930円 総入金額 100万 5,000円
資産率 39.99% トータル -60万 3,070円
評価損益 +185万 8,746円 評価資産 226万 676円
(スポット損益 +132万 567円 スワップ +53万 8,179円)
↓
03月06日資産 43万 6,890円 総入金額 100万 5,000円
資産率 43.47%(+3.48%) トータル -56万 8,110円
損益 3万 4,960円 日割損益 8,740円
損益率 +8.00% 日割損益率 +2.00%
勝数/敗数 7勝/0敗(23連勝中) 平均勝率 100.0%
評価損益 +263万 4,890円 評価資産 307万 1,700円
(スポット損益 +207万 861円 スワップ +56万 4,029円)
口座資産+スワップ累計額 100万 839円
口座資産+スワップ先週比 +6万 730円
所感:
ユーロ危機の内、ギリシャの緊縮政策の公表にユーロは立場を表明。
幾分かユーロに対する懸念が和らぎました。
そこへ、日銀の追加金融緩和+米雇用統計のサプライズで吹き上げました。
来週からはこの流れが継続するか、ジリ下げに戻るかが焦点です。
口座の方は、スワップポジションのAUDCHFが物凄い事になっています。
その影響で口座の総評価額が初の300万円超えの大台に乗りました。
さらに、2月頭のギリシャ危機での損失を全額回収完了。
また、口座資産+スワップ累計額も100万円を超えました。
下落時の評価額から2倍以上になっていますが、
相場から受ける資産変動率が高すぎます。
どこでリスクヘッジポジションを建てるかが今後の課題ですね。
口座状況
口座グラフ
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現スワップポジション 36ロット(81万通貨) 合計 3,328円/日
・AUD/CHF [0.8815] 1ロット:80円 × 25ロット = 2,000円/日
・NZD/USD [0.6599] 1ロット:38円 × 6ロット = 228円/日
・ZAR/JPY [11.7530] 1万通貨:22円 × 5ロット(50万通貨) 1,100円/日
現リスクヘッジポジション 3ロット
・CAD/JPY [83.33] 1ロット:-6円 × 3ロット = -18円/日
AUD/CHFの買いスワップが、83 → 80 へ減少。
CAD/JPYの売りスワップが、-9 → -6 へ減少しています。
豪州政策金利の利上げ(3.75%→4.00%)で来週にはスワップが増えるでしょう。
USD/JPYチャート
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EUR/JPYチャート
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GBP/JPYチャート
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AUD/JPYチャート
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CAD/JPYチャート
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CHF/JPYチャート
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AUD/CHFチャート
※クリックすると拡大されます。
NZD/JPYチャート
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NZD/USDチャート
※クリックすると拡大されます。
ZAR/JPYチャート
※クリックすると拡大されます。
収支グラフ
※クリックすると拡大されます。
収支勝率データ
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分析データ
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DB関数による集計データ
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※FXは資産運用ですが、リスクは自分自身で負わないといけません。
やり方次第で、全額消失という事も考えられるので注意してください。
また、ブログを参考に始めたとしても一切の責任は負えません。
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コメント
先週はイベント盛りだくさんの週でしたね
どうにか雇用統計で↑になったのでほっとしてます^^
投稿: WIN | 2010年3月 7日 (日) 13時26分
なこさん こんにちは~
先週末までは、安値を探りに行くかとヒヤヒヤしていましたが、雇用統計で蓋が外れて助かりました。
来週辺りに、資金追加するつもりでしたが、調子に乗りそうなので、いまのレベルでもう少し頑張ってからにしたいと思います。
投稿: 貧乏おやじ | 2010年3月 7日 (日) 17時25分
WINさんへ
こんばんは~。
米雇用統計では好結果の場合も想定していましたが、
なんとか吹き上げてほっとしています。
去年季節的に上げたのは5~6月だったので、
まだ下落相場はやってくると思っています。
しっかり相場についていきましょう~!
貧乏おやじさんへ
こんばんは~。
わたしの見解では、上蓋は雇用統計前に外れてて、
雇用統計で点火したという印象ですね。
ただ、まだ下値にサポートは形成されていないと見ています。
だから、
・中国金融引き締め
・米ボルカールール
・ユーロ危機
のどれかでも再噴出すると、再び足を引っ張られる可能性があります。
気をつけていきましょう~。
資金が少なくて運用ポジ数制限された状態こそ、
その人の底力が試される状況だと思ってます。
そういう状態は自分を信じれるか?が大事なので、
貴重な体験になりますよ、応援しています~^^
投稿: なこ | 2010年3月 7日 (日) 19時02分
なこさん こんばんは~
今朝の上昇で、あっさり83円台まで行くかと思いましたが、無理でしたね(笑)
ヘッジ用のロングポジを持ったので、少々トラップを増やして勝負に出ました!
最悪、駄ポジと相殺させればリスクは少ないかと思っていますが、期待取りに行くかが問題ですね・・・
投稿: 貧乏おやじ | 2010年3月 8日 (月) 22時05分
貧乏おやじさん、こんばんは~。
材料がなく、ジリ上げするけれど勢いがありませんね。
売り仕掛けと買い期待が交錯?
上げが継続するなら84円台までは行くように思えますが、
力足りずに下げ出すと80円台に戻りそうなので、
その辺りの展開は頭に入れた方が良いですね。
わたしの方はギリシャ危機のトラップ残骸があり、
スワップもなかなか実ってるので回収目標です。
貧乏おやじさんの仕掛けが上手く行くように応援してます~。
投稿: なこ | 2010年3月 8日 (月) 23時57分